「感触遊びをやってみたいけど手や部屋が汚れるのが面倒…」
「手が汚れない感触遊びが知りたい!」
感触遊びって知育に良いらしいけど、手とか部屋が汚れるから自宅では手を出しづらいイメージがあるよね…
食べ物や絵の具などを使う遊びがありますが、直接手で触ったりすると汚れて片付けもそれなりに大変なんですよね…
できることなら汚れない感触遊び、もしくは極力汚れない感触遊びをしたいところです。
そこで今回は、おすすめの汚れない感触遊びをご紹介していくよ!
本記事を読むことで汚れずに感触遊びができて、子どもの発達を促進することができるかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!
30代の1児の父。子どもの発達に不安を感じ、知育玩具に興味を持つ。
様々な種類の知育玩具やモンテッソーリ教具を実際に体験した経験をもとに、リアルなレビューや情報をわかりやすくお届けしていきます。
汚れない感触遊び【人気のスポンジ・プチプチなどもご紹介】
それでは早速、おすすめの汚れない感触遊びを紹介していくよ!
お願いします!
1.スポンジを使う感触遊び【水移し】
- <用意するもの>
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- スポンジ(大きさ・素材の異なるものを数個)
- 水
- ボウル 2つ
- カッター、ハサミ
- <推奨年齢>
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0歳児・1歳児・2歳児・3歳児・4歳児・5歳児
- <作り方>
-
1.スポンジを取り出す
2.カッターやハサミでスポンジを切る
3.ボウルに水を入れる - <遊び方>
-
・様々な形のスポンジを触って感触の違いを楽しむ
・水を入れたボウルにスポンジを入れる
・スポンジを絞ってもう片方のボウルに水移しをする片方のボウルから水を含ませたスポンジを…
もう片方のボウルに移します。
- <ポイント>
-
・大きさや素材の異なるスポンジを使えば、より感触の違いを楽しめます。
・つまんだり、絞ったりと手先のトレーニングができます。
・水を含ませたり、絞ったりすることでスポンジの重さや感触の変化も体験できます。
・まだ水を絞ったりするのが難しい場合は、スポンジを触るだけでも大丈夫です。
2.プチプチを使う感触遊び【緩衝材】
- <用意するもの>
-
- プチプチ(緩衝材)
- セロハンテープ
- <推奨年齢>
-
0歳児・1歳児・2歳児・3歳児・4歳児・5歳児
- <作り方>
-
1.プチプチ(緩衝材)を適当に丸めてテープで止める
- <遊び方>
-
・つまんだり、踏んだりしてプチプチの音や感触を楽しむ
・プチプチボールを握ったり投げたりして遊ぶつまんでプチプチを潰すと「プチっ」と面白い音と感触が!
プチプチボールなら投げて遊んでも安全です。
- <ポイント>
-
・プチプチが割れる音も楽しめるので、感触だけでなく聴覚も刺激できる遊びです。
・踏んでみても音が沢山出て面白いです。
3.水を使う感触遊び【水袋】
- <用意するもの>
-
- 水
- ポリ袋
- 絵の具
- <推奨年齢>
-
0歳児・1歳児・2歳児・3歳児・4歳児・5歳児
- <作り方>
-
1.ポリ袋に水と絵の具を入れる
2.水漏れしないようにしっかりと結ぶ - <遊び方>
-
・ポリ袋に水と絵の具を入れる
・ポリ袋を振って、色が混ざり合うとこを見る
・触ってタプタプした感触や冷たい温度を楽しむ冷たくてカラフルな水を触るとタプタプして面白い!
- <ポイント>
-
・水と絵の具を振ることで少しずつ色が変化していくのを楽しめます。
・ポリ袋が破れる可能性があるので、注意しましょう。
・できる限り空気を抜いて結ぶと、より水の感触を楽しめます。
4.氷を使う感触遊び【氷溶かし】
- <用意するもの>
-
- チャック付きポリ袋
- 氷
- テープ
- <推奨年齢>
-
0歳児・1歳児・2歳児・3歳児・4歳児・5歳児
- <作り方>
-
1.チャック付きポリ袋に氷を入れる
2.チャックを閉めた後、漏れ防止の為テープで留める - <遊び方>
-
・手で氷を触る
・指で氷を弾く
・足で氷を踏む
・袋を振って音を出す指で弾いたり…
足で踏んでみたり!
- <ポイント>
-
・氷の感触や冷たい温度を感じ取ることができます。
・氷が溶けていくことで形の変化を楽しめます。
・袋を振って音を出すことで聴覚の刺激にもなります。
・踏んで遊ぶ時は転倒に十分注意してください。
・水漏れ防止対策を念入りにやる場合は、更にビニール袋に入れるのもおすすめです。
5.新聞紙を使う感触遊び【ビリビリ・くしゃくしゃ遊び】
- <用意するもの>
-
- 新聞紙
- 水
- ボウル
- <推奨年齢>
-
1歳児・2歳児・3歳児・4歳児・5歳児
- <遊び方>
-
①新聞紙を破ったり、丸めたりして遊ぶ
②水を入れたボウルに新聞紙を浸して触る - <ポイント>
-
・破ったり、くしゃくしゃに丸めたりすることで形の変化を楽しめます。
・水に浸すことで重さや感触の違いも体験できます。
・新聞紙は踏むと滑りやすいので注意してください。
6.フィンガーペイント
- <用意するもの>
-
- 白画用紙
- チャック付きポリ袋(大)
- 絵の具
- テープ
- <推奨年齢>
-
0歳児・1歳児・2歳児・3歳児・4歳児・5歳児
- <作り方>
-
- 大きめのチャック付きポリ袋に白画用紙を入れる
- 白画用紙に色んな色の絵の具を出す
- チャックを閉めた後、漏れ防止の為テープで留める
- <遊び方>
-
- 指で絵の具を押して潰す
- 絵の具を伸ばして色を混ぜ合わせる
- <ポイント>
-
・必要であればポリ袋の大きさに応じて白画用紙をカットします。
・絵の具はできるだけ沢山の量を出した方が感触がわかりやすくておすすめです。
・絵の具が広がる感触のほかに、色が混ざり合うことで視覚を刺激できます。
汚れない感触遊び【知育おもちゃ編】
ここまでおすすめの感触遊びを紹介してきたけど、おもちゃでも感触遊びができるものはあるよ。
お部屋に置いておけばいつでも遊べるから便利だよね!
- 手や部屋が汚れない
- 好きな時にいつでも遊べる
- 手間のかかる準備や片付けが不要
おもちゃであれば準備の手間もなく、汚れずにいつでも手軽に遊ぶことができるなど、メリットが沢山あります。
感触遊びができるおもちゃは沢山ありますが、一例をいくつかご紹介します。
1.布絵本
0歳児から遊べる布絵本です。
色んな動物の刺繍があり、握るとシャカシャカと音がする素材になっているので、見た目と音と感触が楽しめるおもちゃになっています。
2.デザイン積み木
パステルカラーの積み木に音がなる仕掛けや空洞があり、通常の積み木にはない感触や音が楽しめるおもちゃです。
見た目も可愛いデザインですし、カラカラ、コロコロ、シャカシャカなど、優しい音が鳴るので子どもの興味を惹くことができますよ。
3.やわらかブロック
柔らかい素材で作られたカラフルなブロックに、数字や可愛い絵が施されていて良いデザインです!
積み上げて遊ぶだけでなく、ギュッと握ったり、表面を触ったりすることで感触を楽しむことができます。
4.センサリーソフトボールセット
こちらはただ柔らかいだけでなく、表面にそれぞれ異なるデザインや形があるカラフルなボールです。
手で持つだけでも、ボールごとに違う感触を体験することができます。
色んな遊びがあって興味深いなぁ〜!
是非気になったもので遊んでみてね!
上記はほんの一例ですが、年齢や興味、発達状況によって感触遊びができるおもちゃを選ぶのがおすすめです!
ちなみに筆者が実際に利用しているおもちゃのサブスクリプションサービスでは、子どもの興味や発達状況に合わせて知育玩具をレンタルすることができるので重宝しています。
おもちゃのサブスクリプションサービスのレビュー記事も是非チェックしてみてください。
感触遊びの5つのメリット
ここからは、改めて感触遊びをするメリットについて解説するよ!
- 好奇心や思考力を伸ばせる
- 手や指先の運動を促進できる
- 五感を刺激して発達を促進できる
- 感じたことを言葉にする表現力が身に付く
- 夢中で取り組むことで創造力や集中力を養える
それぞれ詳しく解説します。
1.好奇心や思考力を伸ばせる
普段感じることのない珍しい素材に触れることで、子どもの新しいことに対する興味や好奇心を促進できます。
また、子ども自ら興味を持って取り組むことで、「こうしたらどうなるんだろう?」と考えたり工夫したりするようにもなり、考える力を身に付けることができます。
考える力は大人になっても重要だよね…!
2.手や指先の運動を促進できる
手や指先を使う運動では、「つまむ」「握る」「破る」「押す」「叩く」「引っ張る」「離す」など様々なパターンがあります。
このような動作をすることで、子どもが目で見たものを手を使って遊ぶ協応作業もトレーニングすることができます。
3.五感を刺激して発達を促進できる
五感とは「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」の5つの感覚のことで、感じ取ることで脳に刺激が与えられ、情報伝達に必要な神経細胞が増えていき、子どもの成長に繋がっていきます。
0〜6歳の敏感期に五感をたくさん刺激してあげることは、子どもの発達にとってとても重要なポイントです。
以下の記事では敏感期について詳しく解説しております。
4.感じたことを言葉にする表現力が身に付く
新しい発見をした時や驚いた時、面白かった時などに「あっ!」とか「わぁ!」と感情を表現する練習になります。
また、様々なことから刺激を受けることで感受性豊かな心を育てることにも繋がります。
5.夢中で取り組むことで創造力や集中力を養える
子どもは周りの様々なものが新鮮に映っているため、興味の移り変わりが著しく、集中力が散漫になりがちですが、感触遊びを取り入れることによって1つのことに集中して取り組むトレーニングになります。
また、握ったりつまんだり水に浸したりなどのように感触遊びを通じて変化を感じ取ることで、「これをこうしたらこうなるんじゃないかな?」という創造力を養うこともできます。
大人になってからも必要とされる能力が育めるよ!
感触遊びをする上で注意するべき5つのポイント
感触遊びをする上で気を付けることはある?
主に以下のことに注意すれば安全に遊べるよ!
- 誤飲に注意する
- 清潔なものを使用する
- 事前準備を済ませておく
- 感触遊びが苦手な子に無理強いしない
- 素材や食材に対するアレルギーに注意する
1.誤飲に注意する
感触遊びでは絵の具や小さいパーツなど色んな道具を使用しますので、子どもが誤飲しないかを保護者がしっかりと見守ってあげられる環境でやるようにしましょう。
2.清潔なものを使用する
子どもは口に入れたがるので、使うものが汚れていると病気の原因になります。
感触遊びで使用する商品は清潔なものを使うようにしましょう。
3.事前準備を済ませておく
感触遊びに必要なものを途中途中で探して用意していると、子どもから目を離す時間ができてしまいます。
例えば目を離した隙に誤飲であったり、道具を踏んで怪我をした…などのようなことがないように事前に準備を済ませておくことで安全に感触遊びをすることができます。
4.感触遊びが苦手な子に無理強いしない
五感の中でも「感覚」は一番敏感な器官と言われています。
感触遊びでは、触り心地に特徴のある素材を使うことが多いため、子どもによっては感触が苦手で嫌がる子もいるので、その素振りがある場合は無理強いはしないようにしましょう。
成長する中で興味が出てきた様子があれば、その時に再チャレンジしてみるのも良いかもしれません。
5.素材や食材に対するアレルギーに注意する
特に食材を使う感触遊びをする時は、子どものアレルギーを事前に調べるなどして、安全に遊ぶことができるように該当する食材がないか注意しましょう。
また、手で触れただけでもアレルギー反応を引き起こす可能性もあるので、注意が必要です。
まとめ
本記事では汚れない感触遊びについて紹介してきたよ。
比較的手軽にできそうな遊びも多かったし、色々遊んでみよう!
感触遊びは子どもの五感を刺激して発達を促進するのにとても良い遊びです。
準備や片付けなど、手間がかかることも多いですが、様々な体験をさせてあげられるのは子どもの成長にとって大きなメリットがあります。
注意するポイントはしっかり押さえつつ、感触遊びで楽しく知育していきましょう!
ここまで見てくれてありがとう〜!
今回は以上です。
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