イヤイヤ期がひどい子の特徴は?ピーク時の向き合い方も徹底解説!

「イヤイヤ期がひどい子の特徴って…?」

「子どものイヤイヤ期にうんざり…」

「イヤイヤ期の向き合い方が知りたい!」

1歳半頃から始まる傾向にあるイヤイヤ期…

何をしても泣いたり、拒絶したりと大変なことばかり…

X(旧Twitter)ではこんなリアルな悩みの声も。

1時間以上ギャンギャン泣き続けてイライラしたり…

今日もイヤイヤ酷かったな…疲れたな…イヤイヤ期ってどう対応すればいいんだっけ、ハイハイそうですねって言う事聞いてればいいんだっけ(脳死)私もずっとお腹ゆるいし食欲ないし、栄養失調で死ぬのか🤢

ちろ@リテーナー中 (@nadenadeusagi) October 7, 2020

イヤイヤ期に疲れ果ててしまっていますね…

くまのすけ

毎日忙しい中でイヤイヤ期の対応するのはとても大変だよね…

筆者も子どもがイヤイヤ期に入ってからというもの、ダメなことを積極的にやったり、泣き続けたりするのでどうすればいいのか全くわからず体力的にも精神的にも参っていました。

そこで今回はイヤイヤ期にできる対処法や向き合い方などをわかりやすくまとめてご紹介しようと思います。

この記事でわかること
  • イヤイヤ期がひどい子の特徴
  • イヤイヤ期の原因
  • イヤイヤ期の対処法
  • イヤイヤ期の向き合い方
  • 実際にやってみて良かった対策の口コミ

本記事を読むことでイヤイヤ期に対するイメージや向き合い方が変わったり、ヒントになることがあれば幸いです。

イヤイヤ期についてわかりやすくまとめておりますので、ぜひゆっくり見て行ってくださいね。

30代の1児の父。子どもの発達に不安を感じ、知育玩具に興味を持つ。
様々な種類の知育玩具やモンテッソーリ教具を実際に体験した経験をもとに、リアルなレビューや情報をわかりやすくお届けしていきます。

くまのすけ

それでは最初にイヤイヤ期がひどい子の特徴から解説していくよ〜!

お願いします!

目次

イヤイヤ期がひどい子の特徴【ピーク時の傾向を押さえよう】

くまのすけ

まずはイヤイヤ期がひどい子の特徴から解説していくね!

イヤイヤ期がひどい子の特徴は以下の通りです。

イヤイヤ期がひどい子の特徴
  1. 自己主張が激しい
  2. 一人でやりたがる
  3. 言葉で表現できない
  4. 物を投げたり叩いたり落としたりする
  5. 拒絶が多い

詳しく解説します。

1.自己主張が激しい

ある程度自分で考えて行動することができるようになってくるので、「自分で決めたい!」という欲求が強くなる時期です。

そのため、物事を大人に決められるのを嫌がります。

また、順番やルールなどに関して感受性が高まる「秩序の敏感期」の真っ只中なので、自分の中にあるルール(秩序)が乱れた時にやり直しを要求してくる傾向も見られます。

※秩序の敏感期については次項でも解説します。

2.一人でやりたがる

イヤイヤ期の子は物事を一人でやりたがる傾向があります。

ですが自分の思い通りにできないのでイライラして癇癪を起こしたり、泣いたりします。

一人でやりたがるということは自立心が育ってきている証拠なので成長面でいうと良いことではありますが、毎回癇癪に対応するのはとても大変ですね…

3.言葉で表現できない

イヤイヤ期の子どもにも発達の個人差がありますが、まだ言葉を話せない子も多くいます。

例えば、「お腹が空いた」「疲れた」「眠い」なども上手く行動に移せなかったり、伝えられなかったりするので不機嫌になります。

子どもがイヤイヤするのは様々なシーンがありますが、要は自分が思っていることや要望があるのに伝わらないもどかしさが癇癪に繋がるということですね。

4.物を投げたり叩いたり落としたりする

これはもうわかりやすく癇癪を起こしている時ですね…!

言葉で表現できないので、物に当たったりと行動で気持ちを表現する傾向が強く見られます。

5.拒絶が多い

例えばこんなパターンに当てはまりませんか?

  • 食事中に立ち上がろうとする
  • 欲しいと言った物を与えるといらないと言う
  • お着替えを嫌がる
  • 寝転んで駄々こねる
  • 手伝ったら「自分でやりたかった」と泣く

心当たりがあり過ぎる…

くまのすけ

自立心が芽生えてきている証拠だけど、理不尽なことも多いよね…

イヤイヤ期が起こる3つの原因

そもそも何でイヤイヤ期があるの?

くまのすけ

イヤイヤ期が起こる3つの原因について解説していくよ!

イヤイヤ期の3つの原因
  1. 前頭前野の未発達
  2. 自立心の芽生え
  3. 秩序の敏感期

詳しく解説します。

1.前頭前野の未発達

「前頭前野」とは、脳の中でも特に重要な中枢器官と言われています。

前頭前野はどんな働きをするところ?

  • 考える
  • 判断する
  • 集中する
  • 応用する
  • 記憶する
  • やる気を出す
  • 行動を抑制する
  • 感情をコントロールする

脳の中の脳と言われるほど重要な中枢で、人が人らしくあるために必要不可欠なものです。

イヤイヤ期は前頭前野が未発達なのが原因で引き起こされると考えられています。

逆に言えば、前頭前野が発達してくることで感情のコントロールができるようになり、イヤイヤ期も落ち着いてくるということです。

2.自立心の芽生え

1歳半頃になるとできることも増えてきて、自分でやってみたいという自立心が育ってきます。

ですが、まだできないことも多いため、思い通りにならず癇癪を起こしたりするようです。

思い通りにならないシーンが沢山あるので感情の起伏が激しく大変ではありますが、子どもの成長という面から考えると、自立心が芽生えてきて健康に育っている状態とも言えます。

3.秩序の敏感期

モンテッソーリ教育では特定の分野の成長が著しい時期のことを敏感期と呼んでおり、その中の1つに、順番やルールなどにこだわりを持つ「秩序の敏感期」というものがあります。

例えば、日常を過ごす上で大人が手を貸してあげるシーンが多いかと思いますが、子どもの中で決まっているルールがあり、そのルール通りにやってくれなかったなど、秩序が乱れた時にイヤイヤが発生すると言われています。

\敏感期についての詳しい解説はこちら/

主にこの3つが大きな原因となってイヤイヤ期が起こる訳だね…

これは悪いことではなく、子どもの成長する過程で必要なものであり、健やかに育ってくれている証拠でもあるんですよね。

イヤイヤ期の向き合い方【子どもの自立を促そう】

イヤイヤ期の子どもはイヤイヤしたくて不機嫌になっている訳ではなく、自立したいという感情からきているものです。

親としてはイヤイヤ期に子どものイヤイヤを押さえつけるのではなく、「子どもの自立を促してあげること」を念頭に置いて接してあげることが大切です。

くまのすけ

ここからは自立を促進できるイヤイヤ期の対処法をご紹介していくよ!

イヤイヤ期の対処法
  1. 前頭前野のトレーニング
  2. 自分でやりたい欲を満たす
  3. 健康的な生活リズム
  4. 子どもの気持ちを受け入れる

詳しく解説します。

1.前頭前野のトレーニング

前頭前野は0〜3歳までの期間に急激に成長します。

この貴重な期間に前頭前野を鍛えて、子どもが自ら感情をコントロールできるようにトレーニングすることが大切です。

これはイヤイヤ期に効果的なだけでなく、子どもの時から前頭前野を鍛えておくことによって、大人になってからも理性を保ったり、感情をコントロールできる子に育ちます。

前頭前野は20歳くらいまで成長すると聞いたことがあるけど、0〜3歳の期間に鍛えることが特に重要なんだね。

くまのすけ

そういうこと!
次に前頭前野の鍛え方の一例を3つ紹介するね。

人とのコミュニケーション

前頭前野は人とコミュニケーションをしている時に大きく活性化します。

相手の言葉を読み取るだけでなく、声の音や顔の表情、身体の動きなど、コミュニケーションを通じて様々な情報や刺激を感じ取るので積極的に人と関わることが大切です。

逆に言えばコミュニケーションを取らずに成長すると前頭前野が発達せず、社会性やコミュニケーション能力が十分に育たずに成長してしまうリスクもあるということです。

新鮮な体験

初めて見たもの、初めて触るもの、初めて行く場所、初めて会う人など、新鮮な経験は刺激的なものです。

脳に刺激を与えてあげることで効率よく前頭前野を鍛えることができます。

指先のトレーニング

子どもの成長にとって、指先を使うトレーニングは五感を刺激するのにとても効果的と言われています。

固さや変化、触り心地、細かい動作など、指先を使うことで様々な情報が入ってくるので効率的に前頭前野を鍛えることができます。

くまのすけ

上記3つを満たすものだと、知育玩具がおすすめだよ!

なんとなく気になったおもちゃを与えるのではなく、子どもの興味や発達過程に合った知育玩具を選定して与えてあげることが知育効果を高めるのに大切なポイントになります。

\プロが選定する知育玩具で遊べるサブスクレビューはこちら/

2.自分でやりたい欲を満たす

イヤイヤ期の時期は自立心が芽生えて、何でも一人でやりたがるのが大きな特徴の一つです。

時には助けたりやってあげることも必要ですが、できる限り子どもの意思を尊重してチャレンジさせてあげましょう。

くまのすけ

やりたい欲を満たすことである程度、癇癪を減らす効果が期待できるよ。

また、一人でやりたいのに面倒だからという理由で親が全てやってしまうと、子どもは自ら挑戦して成長する機会を失ってしまいます。

成長する機会を可能な限り増やしてあげて発達を促進できる環境を作ってあげるのがおすすめです。

3.健康的な生活リズム

基本的なことですが、食事や運動、十分な睡眠時間の確保など、健やかに成長する上でとても重要なことです。

イヤイヤ期だとなかなか寝てくれない等、思い通りにいかないことも多いですが、健康的な生活リズムを心掛けることによってある程度子どもの疲れやストレス、癇癪を減らすことに繋がります。

4.子どもの気持ちを受け入れる

イヤイヤ期では、何より子どもの気持ちを受け入れてあげることが大切になってきます。

以下では親としてできることの一例をご紹介します。

  • 何がしたいのか聞いてあげる
  • できたら褒めてあげる
  • 選択肢を与えてあげる
  • 気持ちを代弁してあげる
  • 適度にやりたいようにさせてあげる

また子どもは上手に感情を表現できないので、感情の整理やコントロールのサポートをしてあげたり、一人でやりたいことは気持ちを尊重して見守ってあげることも必要です。

子どもの自立したいという気持ちを受け入れて接してあげることが大切ってことだね。

くまのすけ

もちろん親も大変だけど、怒られてばかりだと自己肯定感が低い子どもに育ってしまう原因にもなるからね。

「自立したい」という前提の感情を理解した上で、子どもと接するように意識してみるよ!

イヤイヤ期の乗り越え方

ここまでイヤイヤ期の向き合い方をご紹介してきましたが、理屈でわかっていても上手くいかないのがイヤイヤ期の大変なところ…

親も怒って疲れたり、自分の時間が無かったりと体力的・精神的にも参ってしまいがちです。

そんなイヤイヤ期を経験してきた親達がどうやって乗り越えてきたのかをまとめました。

イヤイヤ期の乗り越え方
  1. 周りの人を頼る
  2. 時間に余裕を持つ
  3. ゆっくりお話する
  4. 必要以上に干渉しない
  5. 求め過ぎない
  6. 相談センターに相談する

1.周りの人を頼る

子どもを預けたり助けを求めることは甘えではありません。

自分自身のメンタルや体力も大切ですので、上手く周りを頼るのも必要です。

2.時間に余裕を持つ

子どもはすぐに切り替えることは難しいので、時間に余裕を持って声掛けや準備をすると時間や心に余裕が生まれるのでおすすめです。

3.ゆっくりお話する

思い通りに子どもが動いてくれないとイライラと感情的になってしまいがちですが、落ち着いてゆっくりお話する意識を持つと冷静に接することができるかもしれませんね。

4.必要以上に干渉しない

真摯に向き合うことは良いことではあるのですが、子どもの癇癪には理由がないこともしばしば…

真面目に向き合い過ぎると疲れてしまいますので、干渉し過ぎないように割り切って見守ることも必要です。

5.求め過ぎない

子どもの発達には個人差があります。

できないことも多いのが当たり前と捉えることで、気持ちが楽になることもありますよね。

6.相談センターに相談する

周囲に頼れないなど、子育てに限界を感じて悩んでいる方は相談センター窓口に悩みを相談してみましょう。

下記は育児に関する悩みを相談できる窓口です。

児童相談所 相談専用ダイヤル

児童相談所は都道府県や指定都市が設置する機関で、育児全般に関する相談を受け付けています。

【フリーダイヤル】0120-189-783(お近くの児童相談所へ繋がります)

【公式HP】こども家庭庁

児童相談所 虐待対応ダイヤル

子育てをしている中で、しつけなのか虐待なのか不安に感じた場合は早めにこちらにご相談ください。

【対応ダイヤル】189(いちはやく)

【公式HP】こども家庭庁

公益社団法人 日本助産師会 相談窓口

助産師というと出産に関わることのみのイメージですが、出産後の必要なケアや健康指導、育児全般のことに関しても相談を受け付けています。

【全国の相談窓口】各都道府県の相談窓口はこちら

【公式HP】公益社団法人 日本助産師会

社会福祉法人 日本保育協会 ママさん110番

育児に関する相談センターで、保健師などの専門家に子育て全般の悩みを相談することができます。

【電話番号】03-3222-2120(受付時間:平日10:00〜12:00、13:00〜16:00)

【公式HP】ママさん110番

一般社団法人 社会的包摂サポートセンター よりそいホットライン

育児はもちろんのこと、暮らしの悩みやジェンダー関連、生きるのが辛いなど、幅広い悩みの相談を受け付けています。

【フリーダイヤル】0120-279-338
※岩手県・宮城県・福島県からは0120-279-226

【公式HP】よりそいホットライン

育児に限界を感じた時は遠慮なく相談センターを活用してみましょう。

話を聴いてもらうだけでも気持ちが楽になることもありますし、きっと助けになってくれますよ。

やって良かったイヤイヤ期の対処法や向き合い方の口コミ

ここからは実際にX(旧Twitter)で見つけたイヤイヤ期に実践して良かった対処法をご紹介します。

くまのすけ

リアルな体験談だから参考にしてみてね!

1.選択肢を与えてあげる

◯◯するよと言うと「イヤ」となり、それを無理にさせようとすると癇癪を起こしてしまいます。

なので、子ども自身が自分で選択したことをやれるように、こちらから選択肢を与えてあげることが大切です。

子どもも自分で決めたことをできるので、やりたい欲を満たすことができます。

2.タイムアウト法

Xでポストされていた上記内容をまとめると以下の通りです。

イヤイヤが発生したら…

①受容(〇〇が嫌だったね、〇〇したかったね)
②説明(これはこういう理由で〇〇やめなきゃいけないよ)
③予告(〇〇できないなら、タイムアウトしよう)
④実施(静かな環境で見守り実施 ※年齢×1分が目安)
⑤確認(お話聞けそうかな?と問いかけ)

⑤でまだイヤイヤする場合は、上記ポストにあるAの対応、お話が聞けそうならBの対応をするという流れです。

子どもの感情コントロールが上達したり、親も負担が少ないのもメリットですよね。

3.イヤイヤ期対策をまとめているポストも必見!

こちらのポストでは様々な対処法をご紹介しています。

上記でご紹介した以外の対処法をまとめると以下の通りです。

  • 次の予定をちゃんと伝える
  • 手伝う前に本当にやって欲しいのか聞く
  • 言葉で教えてとお願いする
  • 優しく触るお手本を見せる
  • 〇〇はしないで欲しいと伝える
  • 泣き止むまで待つ
  • 親も寛容になる練習をする

今からできそうなイヤイヤ期の対処法がもしあれば、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

やってみて何かしら変化や新しい発見があるかもしれないね。

くまのすけ

無理せずに、できることから少しずつやってみようね!

【まとめ】イヤイヤ期がひどい子の特徴や背景を理解して乗り切ろう!

くまのすけ

本記事ではイヤイヤ期について解説してきたよ。

イヤイヤ期が起こる理由がよくわかったよ!
できることから実践してみるね!

改めてイヤイヤ期に入ったということは、子どもに自立心が芽生えてきて健康に育っている証です。

自立した大人になるための大切なステップを踏み出しているところなので、温かく寄り添ってあげましょう。

親も無理し過ぎると疲れてしまいますので、自分の許容範囲でバランスよく育児に取り組むことが大切です。

毎日余裕が無い中でとても大変だと思いますが、少しでも楽になるヒントがあれば幸いです。

ここまで見てくれてありがとう!

今回は以上です。

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この記事を書いた人

30代の1児の父。子どもの発達に不安を感じ、知育玩具に興味を持つ。
様々な種類の知育玩具を実際に体験した経験をもとに、知育玩具に関するリアルなレビューや情報をお届けしていきます。

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